2018年4月23日

子持ち銀河 M51

 昨日に続いて晴天の週末、大倉岳高原スキー場までプチ遠征。車で30分ぐらいだけどここまでくるとかなり空が暗い。街灯もほとんどというか全くないので真っ暗。暗すぎてちょっと恐怖を感じるぐらいだ。

それではまずはリザルト、りょうけん座の有名な子持ち銀河です。

2018/4/21  23:10~ 石川県小松市大倉岳高原スキー場駐車場
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO6400 300mm f6.3 90秒×18枚(総露出27分)DeppSkyStackerでスタック
トリミング、ピクセル等倍

おー、なかなか綺麗に撮れた!

空が暗いためISOをあげてもバックグランドレベルが全く上がってきません。依然としてピントが少し甘いような・・、ピント合わせがなかなか鬼門です。拡大ライブビューで合わせていますが、どこがピークなのかいまいち分かりにくい。

AdvancedVXの設営も結構慣れてきました。このあともいくつか撮りましたので、また別記事で上げます。


2018年4月22日

亜鈴状星雲 M27

 だんだん夜が更けてきて、夏の天体が撮り頃となってきました、まだまだいきます、明るくて大きいM27。

2018/4/21  02:15~ 石川県能美市
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO3200 300mm f6.3 60秒×30枚(総露出30分)DeppSkyStackerでスタック
トリミング、ピクセル等倍

ちょっとピントが甘いですが、十分撮れてますね。この惑星状星雲は大きくて明るく、色合いも良く、綺麗ですね!

さすがに午前2時ともなると光害もかなり緩和されて、星がよく見えます。自宅での撮影は一杯飲みながら、酒の肴をつまみながら優雅な時間を過ごせますね~。寒いですが最高です!


かみのけ座 NGC4565

 かみのけ座にある系外銀河NGC4565です。街なかからの天体写真でご活躍のHIROPONさんが紹介されていたので、私も撮影してみました。

2018/4/21  00:41~ 石川県能美市
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO6400 300mm f6.3 60秒×30枚(総露出30分)DeppSkyStackerでスタック
トリミング+縮小

ちょっとピントが甘いですが、これは迫力ありますね。私たちの天の川銀河も外から見るとこのような形をしているらしいです。

こんなに明るく大きいのにメシエ天体には入っていないのですね。NGC番号だと一気にマイナーで知名度が低くなるように感じますが、これは見栄えがしますからもう少し長焦点でチャレンジしたいですね。いつになるか分かりませんが。


2018年4月21日

しし座のトリオ M65, M66, NGC3628

 春は系外銀河が撮り頃ということで、しし座のトリオを撮りました。

2018/4/20  22:52~ 石川県能美市
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO3200 300mm f6.3 60秒×30枚(総露出30分)DeppSkyStackerでスタック
トリミング+縮小

この系外銀河は3つともそれぞれ形が違っていて、見ていて楽しいですね。特に私が好きなのが北側にあるNGC3629ですね。横に走る暗黒帯もはっきりと写っています。

そこそこ公害のある自宅から、廉価で暗い望遠レンズでも赤道儀でしっかりと追尾撮影すると、こんなにもはっきりと撮影できて凄いですね。

露光時間ですが、以前180秒とかも運が良ければ流れずに撮れましたが、最近は歩留まりが悪いので60秒で撮ってます。これだと80%ぐらいは使えますので、しばらくはこの条件で撮影していこうと思います。

プレセぺ星団 M44

 かに座にあるプレセぺ星団を撮ってみました。

2018/4/20  20:29~ 石川県能美市
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO1600 300mm f6.3 60秒×10枚(総露出10分)DeppSkyStackerでスタック
トリミング+縮小


散開星団は初めて撮影しましたが、なかなか難しいです、何かすごい地味・・・。
これは奥が深いですね、どうやったらきれいに撮れるか調べないといけません。

2018年4月15日

おおぐま座 M81,M82

 ADVANCED-VXでの撮影、次はおおぐま座のM81,M82です。まずは結果から。

2018/4/13  21:03~ 石川県能美市
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO400 300mm f6.3 180秒×10枚(総露出30分)DeppSkyStackerでスタック
トリミング+50%縮小

この時は追尾が調子よくて3分まで伸ばしてみました。ちょっと流れていますがまあ許容範囲としました。

アストロトレーサーでは絶対に無理な領域に突入です!廉価望遠レンズでこれだけ撮れれば満足ですよ。


トリミング前の大きさはこんな感じです。

2018年4月14日

ADVANCED-VXファーストライト オリオン大星雲M42

 ようやく晴れの日がやってきました、ADVANCED-VXのファーストライトです。選んだ対象はこの時期としてはもう遅すぎるオリオン大星雲です。

2018/4/13  19:37~ 石川県能美市
PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
ISO400 300mm f5.6 60秒×10枚をDeppSkyStackerでスタック

赤道儀による安定した追尾により60秒ぐらいはほぼ流れません。これまでは不安定(気まぐれ!?)なアストロトレーサーでしたから・・。

この時期オリオンはもう日の入り後西の低空で、とにかく時間との戦いでした。まあ初めてなので、とにかく設営して撮影できたので、大満足です。

2018年4月2日

セレストロン ADVANCED-VX赤道儀 購入

PENTAXのアストロトレーサーの限界が見えてきて、色々悩んだあげく結局赤道儀を買いました。

この赤道儀の選別は、ビクセンのAPシリーズやポータブル赤道儀など色々悩ましかった。
と言うのも、セレストロン ADVANCED-VX赤道儀は海外メーカーのもので、トラブルは自己責任で解決、精度出すには技量が必要・・・などなど初心者の私が手を出す代物ではない、というのがそこらじゅうでレビューされていて、安物買いの銭失いとなるのではないか?という不安がすごーくありました。

それで国産のビクセンAPシリーズにしようかと思い、まともに使えるようあれこれオプションをつけていくと20万超え!
ポタ赤のちょっと高級バージョンにしてはすごい金額です。自動導入もないし、積載重量も5kgだし。

ビクセンだとSX2赤道儀のSTAR BOOK TEN仕様がキョウエイさんで販売されていて、クラス的にもこれが競合機種と言えそうです。価格25万。これはこれで良い選択と思いますが絶対的な価格がちょっと手を出しづらい。

ポタ赤だとケンコーのスカイメモが極軸望遠鏡内蔵で、これも微動雲台やウエイト、まともな三脚など考慮していくと10万近くになります。

そう考えていくとセレストロン ADVANCED-VX赤道儀が10万ほどで頑丈な架台と積載重量13.6kg、自動導入機能まで付いているということを考えると、破格のプライス。

確かに使いこなしが難しく手に余ってしまうかも、とかとんでもない粗悪品を掴まされてしまうかも?とか、さまざまなリスクが考えられます。

一方で意外に悪くない、むしろ使いやすいといったレビューも少なからず目にします。
セレストロンと言えば望遠鏡メーカーとして世界的に有名なメーカーです。精密機械といえば国産かもしれませんが、価格差が大きすぎてコスパ悪いです。

コントローラーも日本語化されてるし、日本で使ってる方も結構いらっしゃるようで情報もそこそこあります。

で、思い切ってポチッとしました。

つづく

子持ち銀河 M51

 昨日に続いて晴天の週末、大倉岳高原スキー場までプチ遠征。車で30分ぐらいだけどここまでくるとかなり空が暗い。街灯もほとんどというか全くないので真っ暗。暗すぎてちょっと恐怖を感じるぐらいだ。 それではまずはリザルト、りょうけん座の有名な子持ち銀河です。 2018/4/21  23...