2018年2月24日

PENTAX KP + アストロトレーサー初ショット

北陸はここ2週間ほど記録的な大雪で、晴れるどころか毎日毎日雪かきで背中や腕が筋肉痛。ほんとうにこんなに沢山降ったのは十数年ぶり。ピーク時自宅前でも80cmぐらいはありました。

やっと冬型も落ち着いてきて、ようやくアストロトレーサーを試すことができました。自宅前道路にはまだたっぷりと雪が残っていますが、アスファルトが見えるところに三脚を据えてまずは精密キャリブレーション。あっけなく完了しました。

そして大定番のM42オリオン大星雲です。

PENTAX KP + HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
260mm f5.6 30秒 ISO1600
Photoshop10枚合成(総露出300秒)トリミング(35mm換算900mm)


すごい!すごすぎる!今までの固定撮影とは次元が違いすぎるよ。
ちなみに画像処理は色々勉強してPhotoShopCCで手動位置合わせと加算平均合成しました。新しいカメラを買ったので新バージョンのLightroomも必要と感じ、フォトプランを契約しました。

本当は毎月毎月お金がかかるサブスクリプション契約というのは好きじゃないんで、Lightroomの買いきり版がよかったんですが、adobeがもう完全にサブスクリプション式に移行しようとしているのと、PhotoShopCCも合成とかに使いたかったので最安のフォトプランにしました。

一応撮影の流れとしては構図を決めて、露出を決めて、KPから採用されたアストロトレーサー+インターバル撮影機能を使って10枚程撮影。赤道義で追尾しているわけではないので対象の星は構図内を移動していきます。1枚あたり30秒の露出なのでインターバル含め6分ぐらいで10枚撮影できます。

これをPCに取り込みLightroomでレンズ補正だけ適用し、Photoshopにレイヤーとして読み込み、1枚1枚手動で移動回転して位置合わせ、スマートオブジェクト化し加算平均合成、再びLightroomで強調補正して仕上げます。

この手動での位置合わせが結構大変で、これ以上の枚数はやりたくない感じです。メモリも膨大に食いますし。この辺はフリーソフトやステライメージ(有償)など今後調べて行きたいと思います。

とりあえずアストロトレーサーの結果には大満足。望遠も短時間なら結構行ける!なによりこの夜空にこんなに綺麗な星雲が存在し、まるで宝探しのようで楽しいですね。

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