ところが色々調べていくと、ポータブル赤道義はあくまで簡易なもので、広角~標準域のレンズで数分までの露出が可能。あくまで星景写真と言われる景色と星を同時に写す、あるいは雄大な天の川を写す、など私の目指す星雲星団のまあまあクローズアップ撮影とはちょっと方向性が違います。
中にはポータブル赤道義を使って望遠撮影をされている方も多数いらっしゃり、そういう用途にもある程度対応できるということも分かってきました。
あとポータブル赤道義と言えども望遠レンズを使って数十秒の露出を狙おうとすると、いわゆる極軸合わせや赤道義に乗せる際のバランスなども重要になってくるそうです。
そうなると極軸望遠鏡や微動雲台が必須、またバランスウエイトやガイドプレートなど周辺オプションが多数必要になり、どんどん価格が上がります。
ケンコートキナーのスカイメモSでもこれらを合わせると6万以上、ビクセンのポラリエだともっとかかります。
たかだか300mm程度の望遠で数十秒の追尾にこれだけの投資が必要とは正直
「コスパ悪い!」などとほざいてしまいました。いやそれでも十分安いし他に方法あるの?ってことなんですが・・・。
つづく。
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